周辺観光

周辺観光

佐原のまちなみ

佐原のまちなみ

多くの人口を抱える江戸への輸送路の一つとして、銚子から佐原を経由して利根川で舟による経路が開発されたことから、佐原は「江戸優り(えどまさり)」と言われるほど栄えていくことになります。有力な商人が江戸の文化を吸収しながら、更にそれを独自の文化に昇華し、その面影を残す町並みが今でも残っています。

平成8年12月には、関東で初めて「重要伝統的建造物群保存地区」(重伝建)に選定されました。昔からの家業を引き継いで今も営業を続けている商家が多く、佐原は「生きている町並み」として評価されています。

重要伝統的建造物群保存地区・伊能忠敬旧宅(寛政5年[1793年]建築・国指定史跡)の他、県指定文化財も8件(13棟)が小野川沿いや香取街道沿いに軒をつらねています。

伊能忠敬記念館

伊能忠敬記念館

伊能忠敬は、50歳を過ぎてから、日本全国を測量して歩き、わが国最初の実測日本地図をつくりあげた人物です。元々は現・千葉県山武郡九十九里町の出身ですが、現・香取市佐原にある酒造家の伊能家に婿入りしたことから、佐原に居を構えることとなりました。

伊能忠敬記念館では、忠敬の人生と業績の結晶である伊能図(日本地図)について、あますことなく紹介されています。
当資料館の資料は2010年に国宝に指定されました。

〒287-0003 千葉県香取市佐原イ1722番地1
電話:0478-54-1118
開館時間 9:00~16:30(月曜日[国民の祝日を除く]・年末年始は休館)
入館料金 大人500円(団体450円) 

小中学生250円(団体200円)

佐原の大祭

佐原の大祭

佐原の大祭は国の重要無形民俗文化財およびユネスコ無形文化遺産に指定されています。佐原本宿の夏祭りと新宿の秋祭りは関東屈指の祭りとされ、市街地を曳き回される大人形、鯉や鷹などの作りものがのる山車や囃子は見事なものです。

夏祭りは八坂神社(旧牛頭天王社)の祇園祭で、古い町並みが残る佐原の中心部を流れる小野川の東側、すなわち本宿と称される地域の氏子各町内から山車が10台繰り出され、各町内を曳き回されます。

秋祭りは諏訪神社(旧諏訪明神社)の大祭で、小野川西側の新宿と呼ばれている氏子区域の町内から山車14台が繰り出されて同地域を曳き回されるのです。

香取神宮

香取神宮

香取神宮(かとりじんぐう)は、下総国(千葉県北部)の一宮(旧国地域で最も格式の高い神社)で、全国約400社の香取神社の総本社。鹿島神宮・息栖神社とともに東国三社の一社です。

香取神宮は鹿島神宮とペアで関東の東を護る、地域全体の守護神です。霞ヶ浦・北浦・利根川の水の流れがパワーの源泉になっており、千葉県最強の霊力を持っています。下総国(千葉県北部)生まれ/在住の方は、どんな願いもまずはここから参拝・祈願しましょう。
香取神宮の秘宝として伝えられる海獣葡萄鏡は、昭和28年(1953年)に国宝に指定されています。

参道にはほっと一息つけるカフェもございます。
散策の一休みにどうぞお立ち寄りください。

ウノカフェ
自家焙煎コーヒー、草団子など
千葉県香取市香取神宮表参道
定休日 月曜日 木曜日 悪天候日
10:00~17:00くらい
0478-57-3581